FIREを目指すきっかけ
FIREという言葉をここ最近よく聞くようになりました。FIREが流行る前から、自分は何のために働いて、生涯どれくらいのお金を稼いで、どれくらい使うのだろう。と、よく考えていました。
お金に対する執着は子供の頃からあり、しかしながらお金をたくさん稼ぐために、何をしたらいいかも考えずに、ただなんとなく浅はかな目標を掲げ、大学に行き、就職をし、現実に直面しました。
自分がしたい生活をするためにはお金が必要で、生きている限りお金は減る一方。自分以外のことにもたくさんのお金がかかっていく。
お金を稼ぐにはより良い会社に入る必要があり、よりよい会社に入るためには頭がよくないとダメで。そんなことに気づいたときには、もうだいぶ大人になってしまっていて、人生をやり直すにはとても大変なところまで来ていました。
起業して成功している人、いい会社で給料をたくさんもらっている人、公務員で将来安泰な人。今まで公務員なんてなりたく無いと思っていたのに、公務員のステータスの良さに、虚しくなりました。
当然、いい給料をもらってる人や、事業で成功している人は、必ずしもいい学校を出ているわけでもなく、環境に恵まれていたり、自分の努力が実っている人もいて、結局自分の努力や考え足りないのか。と、諦めてばかりでした。
今の仕事も、やりたいから始めたわけでもなく、やれそうだからはじめました。それゆえ自分はなんのために働いているんだろうとか、やりがいを感じられないとか、後ろ向きなことばかり考えていました。
このまま仕事を続けて、定年まで働いて、なんとなく生涯を終えるのか。と、思ったら、一度きりの人生、それで良いのかとても疑問に思えてきました。
世の中にはたくさんの魅力的なものに溢れていて、明日生涯を終えてもも悔いのないように、生きていきたいと、考えるようになりました。
単純に計算すれば、自分があと何年で、どれくらいお金を稼げるか、わかりますよね。そんな事すら、考えたことがありませんでした。
35歳から60歳までなんの変化もなく行くと、大体4,000万くらいでした。色々あって、貯蓄なしの35歳なので、こんな感じでした。35歳までのお話は後ほど。
4,000万しか。
これじゃ老後に期待するしか。
60過ぎてから何年生きられるん?
身体は元気かえ?
老後の心配をして、今を犠牲にするなんて、悲しすぎる。毎日を後悔なく過ごしていきたい。若い時の苦労は当然なんて、間違ってる。
そういう思いが強くなり、お金の心配がなくなれば、気持ちに余裕が出るはず。という考えに至りました。
株、FX、仮想通貨、何も勉強せずに、とりあえず始めてみましたが、資産を溶かすだけ。
やはり無理かと、絶望していましたが、ここ最近はFIREや資産運用について、明るい情報が増えてきている印象で、情報を餌に騙してくるような人も少ない。
そんなふうにして、また私は資産運用を真面目に始めてみるのでした。
このブログでは、私がどんなことにトライし、どんな結果になったか、どんな情報を得たかなど、また自分の人生経験談などもお伝えできたらと思っています。
少しでも誰かの役に立てれば幸いです。